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【国民栄誉賞】羽生善治棋聖会見(2)「将棋は総合的なものが問われる競技」

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【国民栄誉賞】
羽生善治棋聖会見(2)「将棋は総合的なものが問われる競技」

記者会見する羽生善治棋聖=5日午後、東京・千駄ヶ谷の将棋会館(酒巻俊介撮影) 記者会見する羽生善治棋聖=5日午後、東京・千駄ヶ谷の将棋会館(酒巻俊介撮影)

 --囲碁の井山裕太十段と同時受賞が決まり、安倍晋三首相が「歴史に刻まれる偉業を達成し、国民に夢と感動を、社会に明るい希望を与えた。ますますの活躍を期待したい」とたたえました。その言葉を受けての感想と、今後の棋士としての抱負を

 「将棋の世界も囲碁の世界も、小さいお子さんから年配の方まで、幅広く気軽に楽しめるものだと思っています。これを機に、たくさんの人たちに将棋や囲碁を楽しんでもらえる環境をつくっていけたらいいな、と思います」

 「また、棋士としては私もすでに40代です。最近は、非常に強くて若い棋士の人たちとの対局も増えていて、厳しい環境に置かれています。ただ、将棋という競技は、たくさん経験を積めばいいとか、ただ若さがあればいいというわけではありません。総合的なものが問われる競技だと思っています。自分自身が積み重ねてきたことを、これから先も棋士として、ファンの皆様に伝えていくことができれば、という気持ちです」

 --今後の具体的な目標については

 「具体的な目標でいうと、公式戦1400勝というのが近くなっていますので、そこを目標にしていきたいと考えています。その先のことは、どういうふうになるのか想像がつかないというのが率直なところですが、1年1年、息長く活躍できるような棋士になれるよう頑張っていきたいと考えています」

 《1月4日現在、羽生棋聖の通算成績は1391勝563敗。勝率は7割を超えており、現役棋士の中でも1位を保ち続けている》

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