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【国民栄誉賞】空前絶後の羽生善治、井山裕太 棋界に歴史的一歩

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【国民栄誉賞】
空前絶後の羽生善治、井山裕太 棋界に歴史的一歩

井山裕太氏(左)と羽生善治氏(右)=2016年6月10日午前、東京都千代田区内幸町の帝国ホテル(宮川浩和撮影) 井山裕太氏(左)と羽生善治氏(右)=2016年6月10日午前、東京都千代田区内幸町の帝国ホテル(宮川浩和撮影)

 棋界を代表する両雄が歴史的一歩を記した。将棋の羽生善治氏(47)は初の永世七冠を達成し、囲碁の井山裕太氏(28)は初めて2度目の全七冠独占を成し遂げた。国民栄誉賞の同時授与が決まった2人の偉業は、空前絶後といえる。

 強さの秘密について羽生氏は、「人と違う発想、考え方ができるかを大切にしている」と冷静に分析する。史上初の快挙を達成した「希代の天才」ならではの着眼点といえるだろう。

 井山氏は最年少の20歳4カ月で名人を奪取するなど、天才の名をほしいままにした。類いまれな判断力に磨きをかけ、昨年10月に全七冠復帰。96年に全七冠独占を果たした羽生氏でも、2度目は成し遂げていない。

 全盛期に入った井山氏は「完成していると思っていない。善悪だけではない自分らしさを追求していきたい」と話した。

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