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【国民栄誉賞】逆転の「羽生マジック」 歴史刻んだ井山裕太

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【国民栄誉賞】
逆転の「羽生マジック」 歴史刻んだ井山裕太

 将棋の羽生善治氏(47)は昭和60年、史上3人目の中学生棋士としてプロ四段に。「羽生マジック」と呼ばれる逆転の勝負術で勝利を重ねた。平成元年、19歳で初タイトルとなる竜王を獲得。その後、着実に時代を築き、8年、王将を奪って史上初の七冠同時制覇を達成した。

 数々の金字塔を打ち立てるが、あと1期と迫った永世竜王の資格獲得だけはどうしても届かなかった。10年、12年と竜王挑戦に失敗。今期、7年ぶりに挑戦権をつかみ、4勝1敗で「永世七冠」を達成。「夢のようです」と感慨に浸った。通算タイトルも99期。初の大台も目前だ。

 囲碁の井山裕太氏(28)は平成4年、12歳でプロ入りし、21年、史上最年少の20歳4カ月で名人を獲得。28年には囲碁界初の七冠独占を達成した。

 しかし、その年の名人戦でタイトルを失い、六冠に後退した。ところがここから持ち直す。六つのタイトルをすべて守った末、今期名人戦を制して七冠に返り咲き、歴史を刻んだ。

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