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【続 消えるがん消えないがん】坂井広志記者の闘病記 上昇する腫瘍マーカー 薬の体内蓄積で歩行困難に 「それでも生き抜く」

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【続 消えるがん消えないがん】
坂井広志記者の闘病記 上昇する腫瘍マーカー 薬の体内蓄積で歩行困難に 「それでも生き抜く」

手術の前日に家族3人で山王日枝神社のお守りを手にして成功を祈った=昨年12月18日、茨城県茨城町の水戸医療センター 手術の前日に家族3人で山王日枝神社のお守りを手にして成功を祈った=昨年12月18日、茨城県茨城町の水戸医療センター

 8月中旬、坂井は抗がん剤の副作用で足の裏が常にしびれて痛みを訴えるようになった。長時間正座をした上で、裸足で砂利の上を歩いているような感覚だ。抗がん剤を使用し続けているため、薬の成分が体内に蓄積し、末梢(まっしょう)神経障害の副作用が強く表れたのだ。手足の指先に、感覚はなく、ワイシャツのボタンをとめるのも困難になった。

 しばらく我慢していたが、歩行も困難になったため、担当医に痛み止めの「サインバルタ」と呼ばれるカプセル薬を処方してもらった。

 今年1月に抗がん剤治療を始めてから朝晩に、抗がん剤のゼローダ7錠(当初は6錠)▽便秘の副作用に対応するマグミット1錠▽逆流性食道炎に効果があるファモチジン1錠▽腹痛や腹部膨満などの症状に効果がある漢方薬、大建中湯-と合わせて約10錠、服用している。

 現在、サインバルタは夜だけ服用している。数多くの薬を服用するのは避けたかったが、痛くて歩けないようでは取材活動に支障を来すと判断したからだ。

 ただ、サインバルタは吐き気を助長する副作用があり、頻繁に吐き気を催すことになった。足裏の痛みの緩和か、吐き気の防止か。

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