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1万3千年前のクリの実出土 食用で国内最古、長野

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1万3千年前のクリの実出土 食用で国内最古、長野

長野県上松町の「お宮の森裏遺跡」から出土した約1万3千年前のクリの実(提供写真) 長野県上松町の「お宮の森裏遺跡」から出土した約1万3千年前のクリの実(提供写真)

 長野県上松町にある縄文時代草創期の「お宮の森裏遺跡」の竪穴住居跡から約1万3千年前のクリの実が出土したと上松町教育委員会が25日、発表した。食用のクリとしては国内最古という。専門家は縄文人の食生活を知る上で貴重な資料だとしている。

 国内最古のクリの実は原形をとどめている縦横約1センチのクリの実2個と、数ミリのかけら約870点(クリの実約100個相当)で、クリの実は皮がむかれた状態だった。

 国道のバイパス工事に伴って、1992~93年に行われた遺跡の発掘作業で竪穴住居の中から出土し、町教委が保存していた。

 専門家の勧めもあり、クリの年代について2015年から調査を開始。放射性炭素による年代測定法で1万2900年前から1万2700年前の縄文草創期のものと確認された。

 これまで食用のクリについては大津市の粟津湖底遺跡の貝塚で、縄文早期にあたる約1万年前のクリの皮が発見されている。

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