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【ゆうゆうLife】医療職らが交流の場づくり 流山・コミュニティナース

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医療職らが交流の場づくり 流山・コミュニティナース

「子育てに悩む時期は、子供が一番手がかかって、一番かわいい年代」と話す小林さん(右)と渡辺さん(左)=千葉県流山市 「子育てに悩む時期は、子供が一番手がかかって、一番かわいい年代」と話す小林さん(右)と渡辺さん(左)=千葉県流山市

 医療や介護、福祉の専門職らが地域に飛び出し、住民同士のコミュニケーションの場を創出したり、健康や子育てなどに関する潜在ニーズを拾ったりしている。医療や福祉のサービスがあっても、まちやコミュニティーがないと健康は実現できない。公的制度にはまらない活動は収益にならないが、住民の力を引き出せるか問われている。(佐藤好美)

 地域の健康に向け

 月曜日の午前、千葉県流山市の日本家屋に、親子連れが三々五々やってくる。子育てサロン「Fratto」(ふらっと)に参加するためだ。オープンは午前10時から午後1時。お弁当の持ち込み可。「何となく一緒になって、何となく一緒に話す」。そんな場所を作りたいと、看護師の小林朋子さん(34)が、同僚の看護師、渡辺綾香さん(30)らと始めた。

 この日は6カ月から1歳3カ月の子供を連れた7組の親子が参加。長い縁側を楽しげに動き回る子供を見ながら、母親らは小林さんに子育て相談をしたり、おしゃべりを楽しんだりした。

 2人は、病児保育や保育所運営などを行う株式会社「マザープラネット」(千葉県柏市)の看護師。子育てサロンのアイデアを代表の藪本敦弘さんに相談したら、「やったらいい」と背中を押された。場所は家主さんの好意で安く借り、利用者は無料だ。

 小林さんは、大学病院の看護師や自治体の保健師として働いた経験もある。だが、決められた業務以外の活動をすることは難しく、助けを必要としている人に手が届かないもどかしさもあった。

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