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水俣病認定で新潟市長謝罪 「控訴で重く苦しい時間」

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水俣病認定で新潟市長謝罪 「控訴で重く苦しい時間」

新たに新潟水俣病と認定された患者らに謝罪する新潟市の篠田昭市長(奥の中央)=18日、同市役所 新たに新潟水俣病と認定された患者らに謝罪する新潟市の篠田昭市長(奥の中央)=18日、同市役所

 新潟市の篠田昭市長は18日、新潟水俣病の認定をめぐる11月の東京高裁判決に上告せず、新たに患者認定した新潟市の男女らと市役所で面会し「高裁に控訴したことで、結果的には原告の多くの方が大変重く苦しい年月を重ねることになってしまった。おわびを申し上げる」と述べ、謝罪した。

 面会したのは患者として認定された9人(1人は故人)のうち7人と支援者らで、篠田市長から認定通知書を受け取った。60代の女性は「判決までどうしようもない壁を感じて非常に苦しかった」と話し、60代の男性は「まだ残っている患者さんを認定してほしい」と訴えた。

 篠田市長は「認定審査については県と意見交換し、国に申し上げることは申し上げていく」と応じた。また「偏見の解消についても市としてさらに取り組んでいく必要があると強く感じている」と述べた。

 昨年5月の1審新潟地裁判決は原告9人のうち7人だけを認定するよう命令。市と敗訴した原告が控訴し、東京高裁が11月29日、9人全員を認定するように命じた。市は上告せず、14日付で患者認定した。

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