産経ニュース

【教育動向】人口知能が人を追い越す時代、何を備える?

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【教育動向】
人口知能が人を追い越す時代、何を備える?

新指導要領は「人間ならでは」の学びのため

ところで2020(平成32)年といえば、東京オリンピック・パラリンピックが開催される年ですが、4月には小学校の新学習指導要領が全面実施となりますし(中学校は21<平成33>年度から、高校は22<平成34>年度入学生から)、年度内の21(平成33)年1月には、大学入試センター試験に代わって共通テストが初めて実施されるという、教育界にとって画期的な年です。

既に告示された小・中学校の新指導要領でも、AIを意識した改訂が行われています。どの教科等でも三つの柱で資質・能力(<1>知識・技能<2>思考力・判断力・表現力等<3>学びに向かう力・人間性等)を育成しようとしているのも、授業にアクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び、AL)を導入しようとしているのも、すべてAIには決してまねのできない「人間ならでは」の学びのためです。さらに小学校でもプログラミング教育を必修化して、AIを使いこなせる人になれる基礎を養おうとしています。

センター試験を共通テストに代えたのも、思考力・判断力・表現力等を中心に評価するためです。知識を丸覚えして取れる点数だけなら、AIには勝てません。これからは勉強の姿勢も、大きく変える必要がありそうです。

(筆者:渡辺敦司)

※DiTTシンポジウム「AI時代の教育を考える」

※学習指導要領改訂の中教審答申

(提供:Benesse教育情報サイト

「ライフ」のランキング