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米英、日本の軍事行動を予測、開戦誘導か ルーズベルト・チャーチル往復電報 

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米英、日本の軍事行動を予測、開戦誘導か ルーズベルト・チャーチル往復電報 

ルーズベルト米大統領からチャーチル英首相に宛てた電報。末尾に「われわれ(英米)はすぐに起こるであろう本当の困難のためにあらゆる準備をしなければならない」と記してある(英国立公文書館所蔵、岡部伸撮影) ルーズベルト米大統領からチャーチル英首相に宛てた電報。末尾に「われわれ(英米)はすぐに起こるであろう本当の困難のためにあらゆる準備をしなければならない」と記してある(英国立公文書館所蔵、岡部伸撮影)

日本を挑発、追い詰めた

 英国立公文書館が所蔵するチャーチル英首相とルーズベルト米大統領の往復電報で明らかになったルーズベルトの追記について、大戦中の米英関係に詳しいウォーレン・キンボール米ラトガース大教授は、編著「チャーチルとルーズベルト-完全な交信」で、「ルーズベルトは戦争回避よりも戦端を開こうとしていたと解釈される。また日本との開戦危機を欧州戦線への入り口に利用していたとの議論がある」と分析している。

■より厳しい協定案

 中西輝政京都大名誉教授は産経新聞に、「暫定協定案を伝えて、日本が受け入れないだろうというのは矛盾している。日本の軍事行動が差し迫っていることを予測していたことは明らかで、チャーチルから最後通告のハル・ノートを出すことへの了解を取ることが目的だったのではないか」と指摘する。

 米エール大図書館所蔵のスチムソン米陸軍長官日記には、1941年11月25日(米国時間)、ルーズベルトが軍事会議で「米国は来週月曜日(12月1日)にも攻撃を受ける可能性がある」と注意を促し、問題は「われわれ自身が過大な危険にさらされることなしに、日本に最初の1発を撃たせるような立場にいかに誘導していくかだ」と発言したと記されていた。

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