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子供の「不慮の事故」を防ぐには? 「大人用ベッドから転落」に警鐘

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子供の「不慮の事故」を防ぐには? 「大人用ベッドから転落」に警鐘

 子供の死亡原因で多いのが「不慮の事故」だ。特に乳幼児は自宅室内での事故も多く、11月には消費者庁が、大人用ベッドから乳幼児が転落する事故が相次いでいるとして注意を呼びかけた。専門家は「重大な事故を防ぐには、環境改善が重要だ」と指摘している。(油原聡子)

 環境改善を

 消費者庁によると、平成22年12月から29年6月末までに、0~1歳児が就寝時などに大人用ベッドから転落する事故の報告が564件に上った。さらに、厚生労働省の人口動態調査を分析したところ、22年からの5年間で、ベッドからの転落による死亡事故が0~1歳児で9件確認された。

 同庁では「大人用ベッドからの転落は、頭蓋骨骨折などのけがや壁などの間に挟まって窒息するケースもある」と指摘。満2歳になるまでは、できるだけベビーベッドで寝かせるなどの対策を呼びかけている。

 「不慮の事故」が子供の命を奪うケースは多い。28年の人口動態調査の年齢別死因順位をみると、1~4歳、5~9歳のいずれも「不慮の事故」が2位だった。

 子供の事故予防に取り組むNPO法人セーフキッズジャパン(東京都世田谷区)の西田佳史理事は、「子供の安全を考えた家具や道具の使用などの環境改善が事故予防には重要」と指摘する。

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