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【羽生永世七冠】作家の大崎善生さん「空前絶後の大偉業」

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【羽生永世七冠】
作家の大崎善生さん「空前絶後の大偉業」

作家の大崎善生さん 作家の大崎善生さん

 「これから先、達成する人は現れないような空前絶後の大偉業をまたやってしまった。すごいとしかいいようがない」

 羽生善治新竜王と親交があり、将棋を題材にした作品「聖(さとし)の青春」などで知られる作家、大崎善生さん(59)はこう話し、「永世称号を一つでもとればすごい。それをそろえてしまった。羽生さんが長年、トップに立って戦い続けてきた証明だ」と称賛した。

 昨年、羽生新竜王は棋聖、名人、王位、王座の四冠を保持していたが、昨年は名人を、今年は王位と王座を20代の棋士に奪われ、棋聖の一冠に後退。そこから竜王を奪取し、永世七冠を成し遂げた。「一冠に後退したのは羽生さんの力が落ちたのではなく、若手の台頭がすさまじいからだ」と分析。「若手の多くは羽生さんに憧れて将棋を始め、指し方や生き方を手本に育っているから強いはずです」

 永世七冠を達成した羽生新竜王。次はタイトル獲得100期の大台に期待がかかる。「羽生さんは47歳になったが、下り坂になる雰囲気はない。勝敗よりも、将棋の本質に近づいていく努力を淡々と続けていくのだろう。そういう羽生さんを見続けたい」

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