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リニア沿線住民に「防音防災フード」設置の意向調査へ 山梨・富士川

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リニア沿線住民に「防音防災フード」設置の意向調査へ 山梨・富士川

JR東海が試験走行させているリニア中央新幹線の営業線使用車両=6月3日、山梨県都留市の山梨実験センター JR東海が試験走行させているリニア中央新幹線の営業線使用車両=6月3日、山梨県都留市の山梨実験センター

 山梨県富士川町の志村学町長は1日の会見で、町内でJR東海が建設するリニア中央新幹線のトンネルを除く「明かり区間」(約2・6キロ)について、沿線住民に「防音防災フード」の設置要請に関する意向調査を行うと発表した。

 志村町長は当初、住民投票を実施する方針で、9月議会に住民投票条例案を提出したが、「住民に禍根を残す」などと慎重論が相次ぎ、議会は全会一致で否決した。

 意向調査はこれに代わるもの。JR東海は環境影響評価書で、明かり区間のうち民家が多い小林地区周辺などをフードで覆い、その他は防音壁を設置することを想定している。

 町は意向調査の対象者を、軌道から左右400メートル以内の住民や法人代表など計約2700人としている。2月に調査票を郵送。結果を3月末にも公開し、JR東海に伝える。

 意向調査は、明かり区間を3つのブロックに分け、フード設置を「希望する」「希望しない」の二者択一で尋ねる。結果はブロックごとに集計する。

 志村町長は意向調査について「禍根を残さないより良い方法だと思う」と述べた。

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