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映画やカラオケ…50代からの割り引き 消費積極世代を囲い込み

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映画やカラオケ…50代からの割り引き 消費積極世代を囲い込み

 大人の休日倶楽部は、男性の場合50歳から64歳までの「ミドル」と65歳以上の「ジパング」がある。このほか会員限定のきっぷがあり、今年度であれば1万5千円でJR東の全線などが4日間乗り放題になるなどの特典がある。

 会員限定の旅行やイベントにも参加できる。来年2月には人気のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんを講師に、「バレンタインフラワーアレンジメント教室」を開く。

 JR西日本にも、50歳から加入できる「おとなび」がある。特急列車や山陽新幹線「のぞみ」などが3割引き、「こだま」が6割引きで利用できる。また、日本旅行とコラボレーションした会員向けの旅行に参加できるのも魅力だ。

 いわゆる“シニア割”は、主にリタイア世代を対象としたサービスだったはず。現役世代である50代に対象が広がっているのはなぜか。

 宮城大の堀田宗徳准教授は「この先の人口構成を見て、層が厚くなるところをターゲットにするのが経営の基本。これからボリュームゾーンとなる世代を前段階から取り込もうとしている。会員カードを発行することで囲い込み、60代になってリタイアしてからも自社のサービスを使ってもらう意図がある」と企業側の狙いを説明している。

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