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性別適合手術に保険適用へ 来年度、性同一性障害 厚労省検討

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性別適合手術に保険適用へ 来年度、性同一性障害 厚労省検討

 厚生労働省は28日、心と体の性が一致しない性同一性障害(GID)の人を対象にした性別適合手術について、来年度から新たに公的医療保険の適用対象とする方向で検討に入った。近年、性的マイノリティーへの社会的認知が広がっていることが背景にあり、社会保障制度でも支援体制を整える動きが始まったといえそうだ。

 現在は高額な費用が壁となって手術をためらう人も多いが、保険が適用されれば最大3割の自己負担で受けることができる。

 医療機関で性同一性障害の診断を受けた人に対しては、精神療法やホルモン療法のほか、子宮や卵巣、精巣を摘出したり陰茎を切断したりする性別適合手術の治療がある。ただ、精神療法以外は保険が適用されず、治療に100万円以上かかる場合も多い。

 厚労省などによると、性同一性障害で国内の医療機関を受診した人は、27年末までに延べ約2万2000人。性別変更した人は28年時点で約6900人にとどまる。

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