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デザインを通してガラスの可能性を見る 東京・表参道ヒルズで「FEEL!GLASS」展 入場無料

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デザインを通してガラスの可能性を見る 東京・表参道ヒルズで「FEEL!GLASS」展 入場無料

ガラスの分子構造を体感する展示「アモルファス」 ガラスの分子構造を体感する展示「アモルファス」

 ガラスという素材の可能性をデザインを通して見せる展示「FEEL!GLASS」が、東京都渋谷区の表参道ヒルズ・スペースオーで行われている。

 世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウイーク(伊)」に2015年から3年連続で参加している旭硝子(あさひがらす)(本社・東京)が、過去3年分の展示作品を東京で披露するもの。デジタルサイネージでおなじみの“映像を映すガラス”や“触感にこだわったガラス”など、進化するガラスを用いてデザイナーらが創り出す、ダイナミックな空間は見応えがある。

 デザイン事務所「NOSIGNER(ノザイナー)」を主宰する太刀川瑛弼(えいすけ)が手掛けたのは、スマートフォンなどに使われる“薄く軽く強いガラス”が星雲のようにきらめく空間「アモルファス」。実は、10億倍に拡大したガラスの分子構造だ。「古代から人類はなぜガラスを美しいと感じてきたのか。ガラスの中で起こっている分子の揺らぎなどに、心地よさを感じるヒントがあるのかも」と太刀川は話す。

 旭硝子は創業110年、世界屈指のガラスメーカーだが、「技術を追求してきた会社だけに、(ミラノでの展示参加は)社内で『デザインがカネになるのか』と当初は異論もあった。世界中のデザイン関係者らと接点ができ、意外な用途や可能性に気付かされるなど、長い目で役立っている」と担当者は意義を強調した。

 26日まで、無休。入場無料。(黒沢綾子)

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