産経ニュース

自動運転車、機械式の駐車場でも対応へ 群馬大が共同研究 部屋からスマホで呼び出しも?

ライフ ライフ

記事詳細

更新


自動運転車、機械式の駐車場でも対応へ 群馬大が共同研究 部屋からスマホで呼び出しも?

群馬大学と新明和工業が共同研究に着手。群馬大次世代モビリティ社会実装研究センターの小木津武樹副センター長、太田直哉センター長、新明和工業パーキングシステム事業部の中野恭介部長、同システム本部の難波政浩設計部長(右から)=20日、群馬県庁(久保まりな撮影) 群馬大学と新明和工業が共同研究に着手。群馬大次世代モビリティ社会実装研究センターの小木津武樹副センター長、太田直哉センター長、新明和工業パーキングシステム事業部の中野恭介部長、同システム本部の難波政浩設計部長(右から)=20日、群馬県庁(久保まりな撮影)

 完全自動運転の研究開発を進めている群馬大学は、輸送機器メーカーの新明和工業(兵庫県宝塚市)と、エレベーターなどで車を運ぶ機械式駐車場で自動運転を実現するための共同研究を始めると明らかにした。駐車設備や周辺道路にセンサーを付け、出入庫の際に車を誘導する仕組みの開発を目指す。3年以内に実証実験にこぎ着けたいとしている。

 群大は、人が車に乗らずに完全自動運転ができる「レベル4」を目指し、人が乗って運転状態を監視する「レベル2」の運用を昨年10月から桐生市内の公道で実施。自動運転車が実際に社会に導入されたときを見据え、保険会社や通信会社などとも連携するなど技術開発に力を入れている。

 ただ、自動運転車の導入には、車そのものの開発などに加え、周辺インフラの整備も欠かせない。輸送機器のほか、機械式駐車場の設備開発で実績がある新明和工業から共同研究の話を持ちかけられ、タッグを組むこととなった。

 これまでの自動運転車では平面駐車場にしか対応できず、入り口が狭い機械式では入庫が難しかった。共同研究では、車側に加え、駐車場の設備側が車に周囲の人の存在などの情報を通信で送るなど相互にやりとりができるシステム「車路管制」も開発。正確に駐車できるようにする。

続きを読む

「ライフ」のランキング