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「雷から核反応」とらえた 大気中の窒素と核反応 京大など

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「雷から核反応」とらえた 大気中の窒素と核反応 京大など

 雷によって放射線「ガンマ線」が生じ、大気中の窒素と核反応を起こすことが分かったと、京都大や北海道大、東京大、名古屋大などのチームが22日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 チームによると、発生するガンマ線は人体にほとんど影響がないレベル。核反応とは原子核がさまざまな影響で別種の原子核に変わる現象。雷にガンマ線が伴うことは知られていたが、大気中で起きる核反応の証拠を明確に観測した例はなかったという。

 榎戸輝揚京大特定准教授(エックス線天文学)は「身近な現象に核反応が隠れていたことが興味深い。研究が落雷予測に役立つかもしれない」としている。

 観測は2月上旬、新潟県柏崎市に設置した4台の検出器で実施。落雷と同時に比較的強いガンマ線を、その約35秒後に弱いガンマ線を捉えた。

 チームは、雷のガンマ線が雲の中で窒素と核反応を起こし、窒素が変化していく過程で、通常の物質とは異なる性質を持つ「反物質(陽電子)」ができ、その消滅の際に弱いガンマ線が出るとみている。

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