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仏大統領「欧州が米国の代わりに」 気候変動パネルへの資金拠出、補填の意向 COP23閣僚級会合

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仏大統領「欧州が米国の代わりに」 気候変動パネルへの資金拠出、補填の意向 COP23閣僚級会合

ドイツ・ボンで開催中のCOP23に出席したフランスのマクロン大統領(右)と抱擁するドイツのメルケル首相=15日(AP) ドイツ・ボンで開催中のCOP23に出席したフランスのマクロン大統領(右)と抱擁するドイツのメルケル首相=15日(AP)

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ・ボンで開催中の気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)は15日、閣僚級会合が始まった。フランスのマクロン大統領は「欧州が米国の代わりにならねばならない」などと演説し、米国が取りやめた気候変動に関する政府間パネル(IPCC)への資金拠出分を欧州が補うとの意向を表明した。

 欧州メディアによると、IPCCの昨年の予算は約500万ドル(約5億6千万円)で、米国は従来200万ドルを負担してきた。米国が地球温暖化対策の新国際枠組み「パリ協定」離脱を表明しても、対策を後退させないとの決意えを示した格好。マクロン氏は「2021年までに石炭発電を全廃する」とも述べた。

 ドイツのメルケル首相も同日演説し、「気候変動は人類の運命に関わる問題」などと語り、温室効果ガス削減目標達成のため、石炭への依存低下などの必要性を強調した。

 会議はパリ協定実施に向けたルール作りが議論の焦点で17日に閉幕する。

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