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【男性不妊治療の現場から】あのテンガが男性のための簡易キットを販売していた!不妊はふたりの問題です

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【男性不妊治療の現場から】
あのテンガが男性のための簡易キットを販売していた!不妊はふたりの問題です

テンガのメンズルーペ。パッケージデザインもシンプルで手に取りやすい。ネット通販で販売している。 テンガのメンズルーペ。パッケージデザインもシンプルで手に取りやすい。ネット通販で販売している。

 独協医科大学越谷病院(埼玉県越谷市)のリプロダクションセンターでは、男性は泌尿器科医が、女性は産婦人科医が診察に当たり、夫婦同時に治療が可能だ。患者が通院しやすいように土曜日も診療を行う。9月からは外来の時間帯を拡大。男性は毎週火曜は午後8時まで受診できるため、仕事帰りの通院が可能になった。

 岡田弘副院長は「寿命は延びても、生殖年齢が延びるわけではない。自分の状態を知ることで、早く行動を起こすことができる」。

 妊活や不妊治療は「女性の問題」とされてきた。しかし、実際には不妊原因の半数に男性が関わっている。さらに、体外に取り出した卵子に針を刺し精子を注入する顕微授精などを選択する場合でも、女性の負担が大きい。

 日本生殖医学会理事長で、徳島大の苛原稔教授は「男性も主体的に取り組むことで、女性の負担を軽くできる。社会として、不妊治療はカップルの問題だという認識が必要」と話す。

 豊かな人生を送るための選択肢の一つが、子供を授かるということ。夫婦がお互いを思いやり不妊治療に取り組むことが、新たな家族を迎える第一歩となるのではないだろうか。(男性不妊治療取材班)

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