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【少年の主張全国大会】主な要旨「もっともっと嫌いな人がいた。それは自分自身だった」

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【少年の主張全国大会】
主な要旨「もっともっと嫌いな人がいた。それは自分自身だった」

 そんな中、インターネットを開き、私はある言葉と出会った。「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。」ドキッとした。その時やっと気づくことができた。自分が変わらなければならないことを。私が言うべき言葉は「うん」という「自分を守るための言葉」ではなく、「こんなのいじめだよ。もうやめよ!」という、「大切な仲間を守るための言葉」だったということを。

 「もう、やめよ。」次の日、勇気を出して、私は友達に伝えた。「……うん。」友達は私の言葉を受け止めてくれた。みんなでAちゃんに謝った。

 今年6月、県内の中学2年生がいじめを苦にして、自らの命を絶った。もしAちゃんを避け続けていたとしたらと考えたとき、私は恐ろしい気持ちになった。周囲の人たちはみな、私のように、救いの一言を飲み込んでしまったのだろうか。「やめようよ。」その一言は、命が失われてからでは遅い。いじめは人を死に追いやる。

 私は、今では仲の良い友達にも「良い」、「悪い」と自分の思いを伝えている。今でも時々、「◯◯ちゃんってうざくない?」そんな言葉を耳にする。でも私は、「そんなことないと思うよ」と、自分の意見を言うようにしている。その一言が、周りの大切な仲間を守る一言になるからだ。

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