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高校山岳部員にビーコン 雪山登山で長野県教委

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高校山岳部員にビーコン 雪山登山で長野県教委

長野県教委が高校の山岳部員らに貸し出すビーコン 長野県教委が高校の山岳部員らに貸し出すビーコン

 栃木県那須町で3月に高校生ら8人が死亡した雪崩事故を受け、長野県教育委員会は、高校の山岳部員らが雪山登山をする際、雪崩遭難時に備え電波を発信するビーコン(電波受発信器)を貸し出すことを決めた。スポーツ庁によると、全国的に珍しい取り組み。

 那須町の事故では、教員や生徒がビーコンを携帯しておらず、安全管理の不備が指摘されていた。県教委は、事故後に設置した山岳関係者らによる検討委員会で安全対策を協議。可能な限りビーコンの携帯を求めるなどとした独自指針を10月に策定した。

 ビーコンは1台当たり3万~5万円と高額なため、県教委は「安全確保の重要性と生徒の負担を考えて貸与を決めた」と説明。約30台のビーコンを確保し、早ければ11月下旬から県高等学校体育連盟を通じて貸し出す。登山教育機関の「県山岳総合センター」から別途、約20台の提供も可能という。

 県教委スポーツ課の内山充栄課長は「日本有数の山岳県として教訓を生かし、自然と向き合うことができる登山者を育てたい」と話している。

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