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【男性不妊治療の現場から】「乏精子症」の男性は言った「ぼくと結婚しなければよかったね」加齢で精子DNA配列にミスも

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【男性不妊治療の現場から】
「乏精子症」の男性は言った「ぼくと結婚しなければよかったね」加齢で精子DNA配列にミスも

男性の年齢と相手の女性が妊娠するまでの期間 男性の年齢と相手の女性が妊娠するまでの期間

 また、高齢の父親の精子は、DNAの配列にミスが起こることが多くなるため、生まれた子供に自閉症や双極性障害などの精神疾患が増えることも疫学調査で報告されているという。

 齊藤医師は「妊娠を希望するなら、男女両方が加齢についての影響を考えてほしい」と話している。(男性不妊治療取材班)

 不妊治療の助成制度 公的医療保険が適用されない体外受精などの不妊治療について、国は少子化対策の一環として助成制度を設けている。次の2点が条件。

 (1)治療開始時における妻の年齢が43歳未満

 (2)夫婦の合計所得730万円未満

 対象となる治療は、体外受精と顕微授精。初回の治療で最大30万円、以降は1回15万円を助成。初めて助成を受けた際、妻が40歳未満の場合は6回、40歳以上の場合には3回助成される。男性不妊の手術に対しては、1回15万円が助成される。

 実施主体は、都道府県など。自治体によっては、独自の助成を行っている場合もある。申請方法など詳しくは、居住地を管轄する保健所や自治体に問い合わせを。

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