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【東京五輪】発着枠増やす羽田新「都心上空」ルート、不安強まる 相次ぐ部品落下、住民と溝

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【東京五輪】
発着枠増やす羽田新「都心上空」ルート、不安強まる 相次ぐ部品落下、住民と溝

羽田空港新ルートに反対する住民らが主催した集会=10月9日、東京・大井町 羽田空港新ルートに反対する住民らが主催した集会=10月9日、東京・大井町

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、羽田空港の発着枠を増やそうと、国土交通省は東京都心上空を航空機が通過する新ルートを計画中だ。9月に大阪市などで航空機からの部品落下が相次ぎ、新ルートに反対してきた住民との溝は埋まりそうにない。

 「こんなに大勢とは」。10月9日、東京・大井町で開かれた新ルート反対を訴える集会。主催者側の予想を超す約340人が集まり、急きょ座席を増やした。新ルートが具体的に浮上したのは平成26年。国交省は、五輪までに羽田の発着回数を最大で現在よりも9%増やす計画を公表した。騒音問題から避けてきた都心上空ルートを、増便に伴い国際線が混雑する時間帯に使う。

 今年9月、成田空港に到着した全日空機から2日続けて部品が脱落していたほか、関西空港を離陸したKLMオランダ航空機から部品が落下し、乗用車を直撃。新ルートを懸念する住民は不安を募らせた。

 国交省は今後、部品を落とした航空会社を行政処分するとともに、被害に対する見舞金制度を創設する方針。

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