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【フード 食・トレンド】いまどきの非常食 おいしく明るく、日常でも

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【フード 食・トレンド】
いまどきの非常食 おいしく明るく、日常でも

「HOZON HOZON」防災シリーズは、主食、スープ、煮物など計40種。避難所で毎日食べても飽きない。売り上げの一部は日本赤十字社へ寄付される(原田史郎撮影) 「HOZON HOZON」防災シリーズは、主食、スープ、煮物など計40種。避難所で毎日食べても飽きない。売り上げの一部は日本赤十字社へ寄付される(原田史郎撮影)

 灰色一色だった非常食のパッケージに、赤、黄、青のポップなイラストが登場した。雑炊などには香川・小豆島のつくだ煮業者の昆布だしが使われ、味も一級。東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた見本市「危機管理産業展」では、日常の食品が長期保存に対応し、防災食になる“逆転の発想”が注目を浴びた。(牛田久美)

雑炊や海鮮カレー

 「防災食を作るのではなくて、普段おいしく食べながら、5年間保存できる食品という、逆のアプローチで作ってみた」。防災グッズ通販専用サイトを運営する流通業「横浜岡田屋」(横浜市西区)の内田雅己常務(64)は、開発の狙いをこう語った。

 アサリ入り十穀米の雑炊、鯛ご飯、海鮮カレーなど40種の保存食「HOZON HOZON(ホゾン ホゾン)」防災シリーズ。

 10月11~13日、テロ対策特殊装備展も同時開催される、やや重々しい雰囲気の会場で、レストランのような品ぞろえとポップなイラストの袋が来場者の目を引いた。

だしは昆布エキス

 きっかけは、年間数十万食の備蓄食糧が国内で廃棄されていると聞いたこと。自治体は賞味期限が近づいたものは家畜の飼料などに回すことが多い。防災訓練で住民に配ることもあるが、大量の乾パンや保存食の灰色の袋は、なかなか引き取り手がないという。

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