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かくれ貧血 貯蔵鉄不足から不眠や鬱も

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かくれ貧血 貯蔵鉄不足から不眠や鬱も

 一般的な血液検査では見逃されがちな「かくれ貧血(潜在性鉄欠乏症)」。肝臓や骨髄などに蓄えられている「貯蔵鉄」が不足し、頭痛、肩こり、不眠、慢性疲労などの身体症状だけでなく、鬱病など精神疾患の原因にもなるという。月経のある女性は全員注意が必要とも。かくれ貧血を発見、予防するにはどうすればいいのか。(原田純一)

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 本当に「正常」?

 大阪市北区の「あまねクリニック」の桐村里紗医師(37)は今年3月、かくれ貧血の治療を始めた。受診者は100人を超え、遠方からも患者が訪れる。「ほとんどが女性で、いろいろな医療機関を受診した後に私の所にたどり着き、ようやく原因が分かったと喜ぶ人もいます」

 桐村さんによると、一般的な血液検査で貧血を疑う場合に調べるのは、赤血球やヘモグロビン(赤血球内にあって酸素を運ぶタンパク質)。鉄を貯蔵するタンパク質であるフェリチンは検査の対象にならず、ヘモグロビンが基準値内であれば、「正常」と診断されるケースが多いという。

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