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【世界の記憶】「性奴隷」「公娼」…慰安婦登録めぐりユネスコが対話促すも認識に隔たり

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【世界の記憶】
「性奴隷」「公娼」…慰安婦登録めぐりユネスコが対話促すも認識に隔たり

ユネスコ総会の開会式=30日、パリ(ロイター) ユネスコ総会の開会式=30日、パリ(ロイター)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は日本時間の31日未明、重要な歴史文書などの認定事業「世界の記憶」(世界記憶遺産)に申請された慰安婦に関する2案件について、登録可否の判断を延期した。ユネスコ執行委員会が今月18日に採択した政治的緊張の回避を求める決議に基づき、申請者間の対話を促している。

 だが、申請者は慰安婦について、それぞれ「日本軍性奴隷制」と「軍専用の公娼制度」という異なる見解を示しており、隔たりは大きい。慰安婦資料の登録に反対してきた識者からは、「合意しなければ登録しないという仕組みが確立されるのは歓迎だ」との意見が出ている。

 中韓などの8カ国・地域の民間団体などが申請した「日本軍『慰安婦』の声」には、日本から「在日の慰安婦裁判を支える会」「台湾の元『慰安婦』裁判を支援する会」など、元慰安婦を「日本軍性奴隷制の被害者」として政府の責任を追及してきた複数団体が参加している。日本政府が「ユネスコの政治利用に当たる」として登録に強く反対していた。

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