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東海第2原発の安全審査終了 被災原発で初 40年超運転へ

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東海第2原発の安全審査終了 被災原発で初 40年超運転へ

日本原子力発電の東海第2原発=茨城県東海村 日本原子力発電の東海第2原発=茨城県東海村

 原子力規制委員会は26日の審査会合で、来年11月に40年の運転期限を迎える日本原子力発電東海第2原発(茨城県)について、新規制基準に基づく主要安全審査を終了した。近く事実上の合格証となる審査書案を取りまとめる。沸騰水型(BWR)の原発では東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)に次いで2例目で、東日本大震災で被災した原発では初めて。

 原発の運転期間は原則40年と定められ、規制委が認めれば1回だけ最大20年の延長ができる。原電は延長運転について「社内決定していない」としているが、延長運転の前提となる特別点検を実施中。今年11月末までの申請と、運転期限までに工事計画とともに延長の認可を得る必要がある。

 審査では防潮堤の構造などが問題となり、当初案の盛り土から安全性の高い鉄筋コンクリートの防潮壁に設計を変更。古いケーブルの難燃化では防火塗料から防火シートで覆う方法へと改めた。

 原電は同日、安全対策費が平成26年の申請時に試算した780億円から1800億円に膨らむ見通しを示し、32年度末の工事完了を目指すと発表した。

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