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青汁飲んで34日間入院の事例も…増える健康食品トラブル

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青汁飲んで34日間入院の事例も…増える健康食品トラブル

 サプリメントなどの健康食品による健康被害や、購入をめぐるトラブルが急増している。健康被害では、薬物性肝障害で入院したケースもあった。専門家は「購入前に、今の自分に本当に必要かどうか考えて」と注意を呼び掛ける。(平沢裕子)

                   

 3種のサプリ摂取し黄疸の症状

 国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどに寄せられた健康食品による健康被害の訴えは、平成28年度は1866件で、27年度(898件)の2倍、26年度(583件)と比べると3倍に急増している。被害内容は皮膚障害や体調不良、消化器障害が多かった。

 一方、国民生活センターが26年8月に開設した医師からの情報を直接受け付ける「ドクターメール箱」には、今年7月20日までに179件の情報が寄せられた。このうち9件が健康食品の摂取による薬物性肝障害と診断された事例だった。

 薬物性肝障害は、医薬品などの服用によって肝臓の機能に障害が出る疾患。

 事例によると、今年1月、50代女性が特定保健用食品の粉末青汁を飲み約2週間後に頭痛や寒気が出て34日間入院。青汁の飲用は1回だけだったという。27年には70代女性が3種類のサプリを2~3カ月摂取後、倦怠(けんたい)感や黄疸(おうだん)の症状が出て1カ月以上入院した。

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