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【聞きたい。】かつては「日本のハリウッド」東京・成城で撮られた50本を1冊に 高田雅彦さん『成城映画散歩』

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かつては「日本のハリウッド」東京・成城で撮られた50本を1冊に 高田雅彦さん『成城映画散歩』

「成城映画散歩」の著者、高田雅彦さん=10月12日、東京都世田谷区の成城風月堂(藤井克郎撮影) 「成城映画散歩」の著者、高田雅彦さん=10月12日、東京都世田谷区の成城風月堂(藤井克郎撮影)

 今ではすっかりお屋敷街のイメージが強い東京・成城だが、かつては「日本のハリウッドかつビバリーヒルズ」だった。

 「本には50作品しか載せていないが、成城で撮影された映画はあと100本はあります。以前は下町っぽいところもあって、実写の『サザエさん』シリーズはほとんどが成城で撮られている。サザエさんに合う街だったんです」と多様な街だったことを強調する。

 成城が映画の街になったのは、東宝撮影所の存在が大きい。黒澤明監督の「七人の侍」は、撮影所近くの広大な土地にセットを組んで撮影したのは有名な話だが、どの映画のどのシーンがどこで撮られたのか、スチル写真に現在の風景も併せて事細かに解き明かす。

 大半を占めるのはやはり東宝の作品だ。4歳のときに見た「或る剣豪の生涯」(稲垣浩監督)と「日本誕生」(同監督)以来、東宝映画のとりこになった。生まれ育った山形市内の歩いて2~3分のところに東宝系列の劇場があり、祖父母に連れられて通い詰めた。

 「東宝映画って都会的でスマートなんですよね。なにせ『明るく楽しいみんなの東宝』でしたから」

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