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牙城守るか新潟 下克上なるか東北・北陸…ブランド米“戦国時代”到来 減反廃止見据え、農家の収入確保狙う

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牙城守るか新潟 下克上なるか東北・北陸…ブランド米“戦国時代”到来 減反廃止見据え、農家の収入確保狙う

 各地から高級米が続々と登場している。国内最高級の新潟・魚沼産コシヒカリに迫る価格帯で勝負に出るブランドも出現。コメ消費量が低迷する中、競争力を維持し、販路開拓を狙う。国による生産調整(減反)の平成30年廃止を見据え、農家の収入確保につなげたい意向もにじむ。

 「金、銀の二枚看板で自信を持ってお届けしたい」

 今年、新銘柄の「金色(こんじき)の風」をデビューさせた岩手県の担当者は胸を張る。昨年の「銀河のしずく」に続くブランド米の投入だ。

 軽やかな食感の銀河のしずくに対し、金色の風はふんわりとした食感に豊かな甘みが特徴だ。

 コメには各都道府県のJA全農がつける販売価格がある。JA全農いわてがつけた金色の風の販売価格は、全国トップクラスの60キロ1万8000円。このブランドに対する自信をのぞかせている。

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 東北地方の品種開発はこれまで、寒さとの闘いでもあった。病気に強く耐冷性に優れ、安定して収穫できることが至上命題とされてきたが、近年は各県とも、「食味重視」の姿勢も鮮明に打ち出している。

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