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【くらしナビ】「インバスケア」商品続々 入浴中に保湿、肌の乾燥防ぐ

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「インバスケア」商品続々 入浴中に保湿、肌の乾燥防ぐ

ドラッグストアに並ぶ各種の保湿ケア商品=千葉県内のマツモトキヨシ店舗 ドラッグストアに並ぶ各種の保湿ケア商品=千葉県内のマツモトキヨシ店舗

 気温が低下し、空気が乾燥するこれからの季節は、肌のトラブルも起きやすくなる。適切な肌ケアを心がけることが大切だ。そんな中、入浴後の肌の乾燥を防ぐためには、風呂から上がって10分以内に保湿ケアを行う必要があるという実証研究結果がまとまった。

 ◆リミットは10分

 この実証研究を行ったのは、日本健康開発財団温泉医科学研究所の早坂信哉所長(東京都市大学教授)。女性14人(20~40代)の入浴前後の皮膚水分量が時間とともにどう変化するかを調べた。

 入浴には体を温めて血行を促進するなどさまざまな効果があるものの、入浴後には急激に肌の乾燥が始まることが知られている。入浴すると一時的に水分が浸透し、肌が潤った状態になるが、お湯で皮脂や肌に備わっている保湿物質が流れ出してしまうためだ。そこで、皮膚水分量が保たれているうちに保湿ケアをすべきだという観点から、入浴後、何分までにケアしたらいいかを検証した。

 その結果、入浴して10分後までは入浴前より皮膚水分量が多かったものの、その後は徐々に水分量が低下し、30~60分後になると有意な差となって入浴前よりも低下した。

 早坂所長は検証結果から「入浴後に保湿すべき制限時間(保湿リミット)は、風呂から上がって10分後まで」と結論付けた。

 そもそも入浴後に急激に肌乾燥が進むことへの理解はあまり進んでいない。インターネットを利用したある調査によると、9割の女性が「風呂上がりの肌は入浴前よりも乾燥する」という事実を知らなかった。

 一方、今回は、入浴中に保湿化粧品(泡パック状製品)を肌に塗布すると、入浴後の皮膚乾燥をどう予防できるかも調べた。

 その結果をみると、保湿化粧品を塗布したほうが、入浴後の皮膚水分量が高く保持されることが判明。とくに入浴して1分後の時点で、入浴中に保湿化粧品を塗布した肌は、塗布しなかった場合に比べ2倍近い水分量となり、さらに60分後まで入浴前の水分量を保った。つまり入浴中に保湿ケアをすると、入浴後の肌乾燥を抑えられることが科学的に解明されたことになる。

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