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写真展「澤田教一 故郷と戦場」 命懸けで伝えたかったこと

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写真展「澤田教一 故郷と戦場」 命懸けで伝えたかったこと

澤田教一「米軍三沢基地内、1955-61年」 澤田教一「米軍三沢基地内、1955-61年」

 68年秋に香港支局に転任したが、再び戦地にその身を投じる。ベトナム戦争の激化とともに混迷を深めていくカンボジアを取材。34歳で銃弾に倒れた。死の直前、澤田は夫人に自らの死を予感しているかのような手紙を送っている。

 〈そのように決められた運命だったら仕方ないと思います〉

 会場には、プリントのほか、電送写真の現物や、かぶっていたヘルメット、自筆の手紙など、人物像を伝える資料も展示。「アメリカの戦争」を最前線で取材した日本人が、命懸けで伝えたかったことは何か。いまだからこそ問い直さなければ、と感じさせてくれる。

                   

 12月25日まで、水曜休。一般800円。問い合わせは(電)055・989・8780。写真集『澤田教一 故郷と戦場』(羽鳥書店、4500円+税)も発売中。

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