産経ニュース

【教育動向】英語4技能の育成、中学校の学習がカギ

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【教育動向】
英語4技能の育成、中学校の学習がカギ

自治体などの支援策も必要

石鍋校長も強調していたように、英語教育改革は、小学校から大学までをとおしたものとして構想が進められてきました。

小学校の外国語活動は、英語に慣れ親しませることを目的に、4技能のうち「聞く」「話す」が中心です。これが教科化されると、5年生から段階的に「読む」「書く」が加わっていくことになります。これに伴って当然、中学校以降の外国語科も、高度化が期待されます。

そこで新指導要領は、中学校(2021<平成33>年度から全面実施)でも、高校と同様に、授業は英語で行うことを基本にします。とはいえ、小学校で十分に4技能の基礎を身に付けた生徒ばかりとは限りません。とりわけ、学区内の小学校から多様な生徒が入学してくる公立中学校では、授業を英語で行うにも相当な配慮と工夫が必要になることでしょう。

自治体の中には、中学校で生徒の外部検定試験の受検料を負担するところもあります。教員の英語力や指導力を向上させることはもちろん、生徒が4技能を活用したいと思うような動機付けを高められるような支援策を、学校の設置者(自治体や学校法人など)が積極的に講じる必要もあるでしょう。

英語力評価及び入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用促進に関する連絡協議会

新学習指導要領

(筆者:渡辺敦司)

(提供:Benesse教育情報サイト

「ライフ」のランキング