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【トランプ政権】米国、CO2規制撤廃を発表 世界の温暖化対策機運に影響も

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【トランプ政権】
米国、CO2規制撤廃を発表 世界の温暖化対策機運に影響も

プルイット米環境保護局(EPA)長官(AP) プルイット米環境保護局(EPA)長官(AP)

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米政権は10日、火力発電所からの温室効果ガス排出量を制限する規制「クリーン・パワー・プラン」を撤廃すると正式発表した。プルイット環境保護局(EPA)長官が同日、関連文書に署名した。世界2位の排出国である米国の動向は、世界的な地球温暖化対策の機運に影響を及ぼす可能性がある。

 オバマ前大統領が導入した同プランについて、プルイット氏は、同日の声明で「オバマ政権による誤りを正す」と述べた。

 EPAは、規制撤廃により2030年に、最大330億ドル(約3兆7000億円)の経済負担の軽減が見込めるとしている。

 オバマ前政権は、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」で掲げた温室効果ガス排出量の削減目標を達成するため、石炭火力発電所の二酸化炭素(CO2)排出量に上限を設ける同プランを2015年に導入。地球温暖化問題に懐疑的なトランプ氏は、石炭産業への打撃にもなるとして、3月に見直しを指示していた。

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