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【老舗あり】千葉県銚子市「越中屋」 和洋で本格フグ料理堪能 37年変わらぬ自慢のコーヒー

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【老舗あり】
千葉県銚子市「越中屋」 和洋で本格フグ料理堪能 37年変わらぬ自慢のコーヒー

独自ブレンドの自家焙煎コーヒーを求めて常連客が足繁く通う。中央は7代目の長井健治さん=千葉県銚子市(城之内和義撮影) 独自ブレンドの自家焙煎コーヒーを求めて常連客が足繁く通う。中央は7代目の長井健治さん=千葉県銚子市(城之内和義撮影)

 冬の味覚、フグのシーズンがもうすぐやってくる。水産物の水揚げ量6年連続日本一を誇る千葉県銚子市の港町を走る銚子電鉄観音駅から歩いて3、4分の場所にある「越中屋」は、市内でも数少ない本格的なフグ料理を提供する店として知られる。明治時代に創業した和食料理店だが、敷地内に併設する姉妹店「グルマン亭ながい」で味わえるフランス料理や自家焙煎コーヒーも名物。地元客を中心に、幅広い客層に親しまれている。

 6代目の長井滋さん(77)によると、明治初期に先祖が越中(富山県)から銚子に移り住み、すし店を開いたのが越中屋の始まり。しょうゆ醸造と漁業で栄えた銚子は当時、東京、横浜、水戸に次いで関東地方で4番目に人口が多く、越中屋はその歓楽街の中心部にあった。「先祖は、先見の明があったのでしょう」と長井さん。戦前、長井さんの祖父と父の代には3階建ての店を構えるまでに繁盛した。

 しかし、昭和20年の銚子空襲で店を失い、200メートルほど離れた現在の場所に再建。すし店から和食料理店に業態を切り替えた。店では銚子漁港で水揚げされるショウサイフグの料理を出していたが、高級魚のトラフグを扱うようになったのは長井さんの代になってからだという。長井さんは18歳から都内のフグ料理店や料亭で修業を積み重ね、41年に銚子に戻った。

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