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切り絵作家百鬼丸さん制作 長さ8メートルの巨大龍神 埼玉・鶴ケ島市役所にお目見え 市民も協力

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切り絵作家百鬼丸さん制作 長さ8メートルの巨大龍神 埼玉・鶴ケ島市役所にお目見え 市民も協力

展示された巨大な切り絵の「龍神」を見る百鬼丸さん=19日、埼玉県鶴ケ島市役所 展示された巨大な切り絵の「龍神」を見る百鬼丸さん=19日、埼玉県鶴ケ島市役所

 埼玉県鶴ケ島市に居住経験がある切り絵作家、百鬼丸さん(66)が市民と共同制作した長さ8メートルの巨大な切り絵「龍神」の除幕式が19日、同市役所で行われた。龍神が雷電池(かんだちがいけ)で暴れる同市の伝統行事「脚折雨乞(すねおりあまごい)」を題材にした作品は庁舎吹き抜け2階の駐車場側の窓前に展示。迫力のある龍神に多くの市民らが見入っていた。

 作品は百鬼丸さんが平成2年に同市に寄贈した長さ約170センチの切り絵「雷電池の雨乞い」を基に、6月初旬に公開制作。黒い和紙で龍神や波などを切り抜き、ユネスコ無形文化遺産の白い細川紙に貼り付けた。

 公開制作には見学者を含めて3日間で延べ200人以上の市民が参加し、人物像などの切り抜きも担当した。仕上げ作業が終わった作品は幅8メートル、縦90センチ。台紙に貼って展示した。

 巨大切り絵は「雨乞いのまち」をアピールする同市の認知度を上げ、4年に1度行われる「脚折雨乞」をPRしようと企画。次回の行事が、東京オリンピック開催される平成32年8月のため、ミャンマーのホストタウンに決まっている同市として五輪ムードの盛り上げにつなげる狙いもある。

 来年にはニューヨークに制作拠点を移す計画があるという百鬼丸さんは今回の巨大切り絵について「1人で作ると2カ月かかるが、市民の協力でできた。足りないところもあるが、そこはあまり気にならない大胆な絵の構成になっている。共同作業はまんざら悪いものではない。大枠は満足している」と話している。

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