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【日本再発見 たびを楽しむ】高野山・金剛三昧院(和歌山) 国宝・重文と「すてきな出会い」

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【日本再発見 たびを楽しむ】
高野山・金剛三昧院(和歌山) 国宝・重文と「すてきな出会い」

厳かな境内には多宝塔(左)と、年月を感じさせるコケが生え緑の屋根の経蔵(右)が目を引く 厳かな境内には多宝塔(左)と、年月を感じさせるコケが生え緑の屋根の経蔵(右)が目を引く

 平成27年に開創1200年を迎えた高野山(和歌山県)は弘法大師が開いた真言密教の聖地。117の寺院が点在し、いまや外国人観光客の姿も多い。高野山のメインストリート、小田原通りから徒歩約5分。ひと筋奥まった静かな環境にある「金剛三昧院」にも連日、国内外から多くの老若男女が訪れている。

 金剛三昧院は、建暦元(1211)年、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝公の菩(ぼ)提(だい)を弔うために、その妻で尼将軍としても名高い、北条政子が創建した。

 国宝の多宝塔をはじめ、重要文化財の経蔵など数々の歴史的文化財を擁し、平成16年7月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の重要な資産の一つとして登録された唯一の宿坊寺院だ。県の天然記念物指定にされている大シャクナゲの名所でもある。

 金剛三昧院の久利康暢住職は、「境内に(多宝塔や経蔵など)見ていただくものがたくさんあるのが特徴です」と明かす。本尊の愛染明王は恋愛成就の仏様としてさまざまな縁を結んでくれるといわれており、「若い女性の方とか、いい出会いを求められる方もお越しいただけたら」と語った。趣ある格別な雰囲気は心身を浄化してくれそうだ。11月26日まで重要文化財の襖絵がある大広間を間近で観賞できる特別拝観を実施中。詳細はHP(http://www.kongosanmaiin.or.jp/)で。

 ▽10月21、22日には金剛三昧院でヨガ・瞑(めい)想(そう)・写経・精進料理を体験できる1泊2日のバスツアーを開催予定。問い合わせは、サンケイトラベル(電)06(6633)1515。

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