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井山十段への挑戦権かけ21日から十段戦本戦

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井山十段への挑戦権かけ21日から十段戦本戦

 産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「森ビル杯 第56期十段戦」の本戦トーナメントが21日に始まる。3連覇を狙う井山裕太十段(28)=六冠=への挑戦権をかけた激しい戦いが繰り広げられる。

 日本棋院と関西棋院に所属する約450人の棋士による予選が行われ、勝ち上がった16人のほか、前期五番勝負で敗れた余正麒(よ・せいき)七段(22)と本戦4強の今村俊也九段(51)、羽根直樹九段(41)、山下敬吾九段(39)のシード組を加えた20人が、トーナメント形式で戦う。

 前期まで15期連続して本戦に進んでいた高尾紳路名人(40)や、今夏史上最速でタイトル戦優勝を果たした芝野虎丸七段(17)は予選で敗退。

 厳しい戦いのなか勝ち進んだ一力遼七段(20)の対局が注目される。今秋開幕の王座戦と天元戦で、いずれも井山六冠への挑戦権を獲得した。17日現在、37勝9敗で勝ち星ランク1位と好調。本来の力を発揮できれば、十段戦でも五番勝負進出の可能性は十分ある。

 井山十段への雪辱をかけ、余七段が虎視眈々(たんたん)と挑戦権獲得を狙う。他棋戦でも勝ち星を重ねており、一力七段と双璧をなす。前期、挑戦者決定戦に進んだ今村九段は、初戦で元十段の伊田篤史八段(23)と当たる。今春の本因坊戦で井山六冠に挑戦した本木克弥八段(22)も有力候補のひとりだ。

 初めて本戦入りしたのは畠中星信四段(30)と許家元(きょ・かげん)七段(19)。一方で十段通算4期の王立誠九段(58)が、4期ぶりに参戦する。来年2月までに挑戦者が決定。五番勝負は3月上旬に開幕する予定。

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