産経ニュース

【第30期女流名人戦】本戦1回戦第1局(上)初出場の田口、序盤に痛恨

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【第30期女流名人戦】
本戦1回戦第1局(上)初出場の田口、序盤に痛恨

井澤秋乃四段 井澤秋乃四段

 一方、田口初段は関西棋院所属で本戦初出場。白石裕九段門下で24年に研修棋士としてデビュー。28年に通算20勝をあげ、規定により正棋士となった。

 立ち上がり、左上隅黒19のカカリまでは普通の布石だった。「白20では白Aの受け、黒B、白48、黒C、白D、黒E、白F、黒56、白Gなら穏やかな進行」と解説の楊嘉源九段。さらに「白22では白Bのカカリ、黒Hハサミ、白55の運びも一局の碁」と評した。

 黒23のカケが思い切った手段で、ここから序盤の山場を迎えた。後日の取材に、田口初段は「白38(考慮時間12分)は悪手でした」と大いに悔やんだ。ここは解説者の指摘どおり、参考図の白1にふくらむ一手で、実戦と比べて白の形にゆとりがある。なお同図の黒2でaキリなら、白b、黒2、白cで白がいい。

 サウスポーの井澤四段の手が躍り、ノータイムで黒41のカケへ。まさに痛打となり、白はしびれた。田口初段は無理やり白46へ切ったがこの後、白は苦難の道を歩むことになる。(伊藤誠)

このニュースの写真

  • 本戦1回戦第1局(上)初出場の田口、序盤に痛恨
  • 本戦1回戦第1局(上)初出場の田口、序盤に痛恨
  • 本戦1回戦第1局(上)初出場の田口、序盤に痛恨

「ライフ」のランキング