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見直される企業理念 「やさしさ」「感受性」前面に

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見直される企業理念 「やさしさ」「感受性」前面に

新しい経営理念・企業ビジョンの浸透のため、営業職員らと議論する明治安田生命の根岸秋男社長(右から2人目)=東京都江東区 新しい経営理念・企業ビジョンの浸透のため、営業職員らと議論する明治安田生命の根岸秋男社長(右から2人目)=東京都江東区

 国内人口の減少や、市場の成熟化などにより新たな成長戦略が描きにくくなる中、自らの企業理念(=存在意義)を問い直す動きがでている。会社勤めをしていてもいつの間にか、忘れてしまいがちな企業理念。なぜ今、「理念」が問われるのか-。(村島有紀)

 道しるべとして

 「信頼は30年、40年の長期にわたる契約を預かる生命保険会社にとって何よりも大事。優しさや温かさなど『人の良さ』を生かしてほしい」

 6月、明治安田生命(東京都千代田区)は、今年度刷新した企業理念の浸透を目指し、従業員代表者研修会を実施。根岸秋男社長が力を込めてあいさつした。

 11年ぶりに見直した同社の新しい経営理念は「確かな安心を、いつまでも」。企業ビジョンは「信頼を得て選ばれ続ける、人に一番やさしい生命保険会社」だ。泊まりがけの研修会には、支社で実務を受け持つ事務職員や営業職員が全国から上京。本社の経営幹部らを合わせて計約340人が出席した。

 ブランド戦略推進室の清田修平グループマネジャーは「このように全社員に理念の浸透を図るのは初めて。経営理念は、道しるべ。どちらに向かうべきか迷ったときの支えになる」と話す。

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