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【日本再発見 たびを楽しむ】東武SL「大樹」栃木県日光市 趣演出 駅舎もリニューアル

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【日本再発見 たびを楽しむ】
東武SL「大樹」栃木県日光市 趣演出 駅舎もリニューアル

SL「大樹」は、秋の紅葉シーズンの問い合わせが殺到中。指定券はプレミア化しそうだ SL「大樹」は、秋の紅葉シーズンの問い合わせが殺到中。指定券はプレミア化しそうだ

 約半世紀の時を経て日光・鬼怒川地区の鉄路に復活した蒸気機関車が今、話題を呼んでいる。8月10日から運転を開始したSL「大樹」だ。

 「大樹」という名称は、日光東照宮から連想する将軍の別称「尊称」で、同じ東武沿線にある「東京スカイツリー」を想起させることから、力強く育ってほしいとの思いを込めて命名された。

 復活プロジェクトは平成27年の夏に発表された。翌年1月からすでにSLを運行していた他の鉄道各社に社員を派遣して運転、保守の研修を開始した。同年8月にかつて北海道で運行されていた「C11形207号機」をJR北海道から借り受け、10月には客車6両をJR四国から譲り受け、安全運行のための準備を繰り返しながら今夏デビューに備えた。

 東武鉄道広報部の相原加奈さんは「近年、やや観光客の数が停滞気味だった日光、鬼怒川地区の活性化と東北復興支援の一助も込めてプロジェクトが立ち上げられました」と導入の経緯を説明。周辺にも世界観を再現するため、拠点となる下今市駅の構内をリニューアルし、同駅と鬼怒川温泉駅には転車台も設置した。7月22日に「東武ワールドスクウェア」の目の前に新駅も開設した。土日祝日を中心に1日3往復運行。座席指定料金は大人750円、小児380円(別途乗車運賃が必要)。発売は東武線各駅など。

 ▽本紙ではSL「大樹」を中心に関東のSL4路線を現役の報道カメラマンとともに撮影するツアーを募集中。SL「大樹」には乗車体験もできる。お問い合わせは、サンケイツアーズ(電)03・5283・8250。

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