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世界自然遺産「知床」 ヒグマと人の接近でヒヤリ 観光客のマナーが問題に

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世界自然遺産「知床」 ヒグマと人の接近でヒヤリ 観光客のマナーが問題に

ガードレールを越え道路を横切るヒグマ=8月25日、北海道斜里町(杉浦美香撮影) ガードレールを越え道路を横切るヒグマ=8月25日、北海道斜里町(杉浦美香撮影)

 野生動物に出合えることで人気の世界自然遺産「知床」で、ヒグマと人との接近が問題になっている。8月下旬、オホーツク海に面した斜里町でも道路を横切るヒグマと遭遇。重大事故につながりかねない事例も多いといい、専門家はマナーを守るよう観光客らに呼びかけている。(札幌支局長 杉浦美香)

 ヒグマと遭遇したのは8月25日。日本の滝百選の一つ「オシンコシンの滝」近くの町道を車で走行中、目の前を黒い塊が横切った。体長2メートル弱、体重70キロほどのヒグマだった。

 ガードレール脇に寝転がっていたヒグマは車には興味を示さず、ガードレールをよじ登って道路を渡り、うっそうとした林の中に姿を消した。地元関係者によると、体長から2歳の若グマとみられ、近くに母グマがいた可能性が高いという。

 自然保護活動を行っている知床財団によると、長さ約70キロ、幅約20キロの知床半島には約500頭のヒグマが生息していると推測されるという。昨年1年間のヒグマの目撃情報は、斜里町と羅臼町を合わせ約1300件。今年はすでに、斜里町側だけで約800件にのぼっている。

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