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弘前藩の忍者集団「早道之者」組織化に石田三成の子孫関わり? 青森大忍者部研究 ANAが観光ツアーも

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弘前藩の忍者集団「早道之者」組織化に石田三成の子孫関わり? 青森大忍者部研究 ANAが観光ツアーも

忍者姿で研究成果を発表する青森大の清川繁人教授(右)=青森市の同大(福田徳行撮影) 忍者姿で研究成果を発表する青森大の清川繁人教授(右)=青森市の同大(福田徳行撮影)

 弘前藩に実在した忍者集団「早道之者(はやみちのもの)」の研究を行っている青森大忍者部は、戦国武将の石田三成の子孫が組織化に関わっていたのではないかとする研究成果をまとめた。著名な武将と同藩の意外な関係性を新たな観光コンテンツにしようと、全日空(ANA)がツアーを企画、広くPRすることにしている。

 同大忍者部は、地域の魅力を発信する活動を続けている清川繁人薬学部教授が郷土の歴史を忍者の側面から発信し、観光振興につなげようと昨年、創設した。4代藩主の津軽信政公が甲賀出身の中川小隼人を召し抱え、中川流忍者集団を形成、長い間、活動していたことを知ったことがきっかけ。忍者部はこれまで、地域のイベントなどに参加しているほか、同藩の忍者組織を研究している。

 早道之者の活動を研究する中で昨秋、弘前市内で忍者屋敷と推定される古民家を発見。江戸時代の住人を調査した結果、豊臣秀吉に仕えた石田三成の子孫と思われる藩士が居住していた可能性を突き止めた。さらに、古文書の記載内容から早道之者は三成の孫・杉山八兵衛が同藩の蝦夷地警護のために組織化したのではないかと推測した。顧問を務める清川教授は「早道之者が三成につながるとは想定外」と話す。

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