産経ニュース

「越後の虎」謙信の愛刀、約3億2000万円は安すぎ? 新潟・上越の取得交渉が難航

ライフ ライフ

記事詳細

更新


「越後の虎」謙信の愛刀、約3億2000万円は安すぎ? 新潟・上越の取得交渉が難航

上杉謙信の愛刀の購入に向け、新潟県上越市が官民一体となって寄付を呼び掛けるちらし 上杉謙信の愛刀の購入に向け、新潟県上越市が官民一体となって寄付を呼び掛けるちらし

 戦国時代を代表する武将の一人、上杉謙信(1530~78)が愛用したとされる国宝「太刀 無銘一文字」の取得に向け、上越市が岡山県に住む所有者との間で進めている交渉が難航している。市は3億2千万円という専門家の評価額を上限に交渉に臨んでいるものの、所有者側が金額の上乗せを求めたもようで、価格面で折り合っていない。平成30年7月にリニューアルを予定している市立総合博物館の目玉展示物にする市の計画は、交渉が長引けば見直しを迫られる可能性も出てきた。

 同市では2千万円以上の物品などを購入する場合、仮契約後に市議会の議決を得た上で本契約を結ぶことになっている。太刀の購入について市は当初、今年度の早い時期に仮契約を結び、契約に関する議案を市議会6月定例会に提出して本契約の交渉を進めるスケジュールを描いていた。

 しかし、所有者と直接会う機会が限られたこともあり、交渉は停滞。契約に関する議案は6月定例会に続き、5日に開会した9月定例会にも市は提出の見送りを余儀なくされた。

 太刀は、刀剣収集家だった所有者の祖父が入手したとされ、現在は岡山県立博物館に寄託されている。昨年6月、謙信ゆかりの地に所有者が譲渡する意向があるとの情報を得た上越市が取得の方針を決め、平成29年度の一般会計予算に維持管理費も含めて約3億3千万円を計上した。

続きを読む

このニュースの写真

  • 「越後の虎」謙信の愛刀、約3億2000万円は安すぎ? 新潟・上越の取得交渉が難航

関連ニュース

「ライフ」のランキング