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【ゆうゆうLife】認知症「前段階」の半数が回復

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認知症「前段階」の半数が回復

 認知症の前段階といわれる「軽度認知障害」(MCI)と判定された在宅の高齢者を4年間追跡したところ、半数近くは正常な認知機能を回復したとの研究を、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の島田裕之・予防老年学研究部長らのチームがまとめ、米医学誌に発表した。

 MCIは認知症に進行するばかりでなく、相当程度、回復可能なことを示した。チームは、回復した人の生活面の特徴などの分析を進めている。

 島田さんによると、MCIは「認知症ではないが認知機能の一部が低下」「日常生活は自立」などの特徴があり、いわば認知症と異常なしの間のグレーゾーン。厚生労働省研究班は平成24年時点のMCI人口を400万人と推計。島田さんらの研究では、65歳以上の20%程度がMCIとみられるという。

 チームは、大府市に住む約4200人の高齢者に23年から翌年にかけ認知機能テストを受けてもらい、4年後の結果と比較した。

 テストは記憶力、注意力、実行機能、処理速度の各領域で認知機能を評価。研究開始時点で約740人(18%)がMCIと判定された。4年後、このうち14%が認知症になったが、46%は異常なしのレベルに戻った。

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