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「インスタ映え」になぜ奔走 共通する「情報共有」、「承認」欲求

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「インスタ映え」になぜ奔走 共通する「情報共有」、「承認」欲求

ホテルニューオータニ大阪の「ナイトプール」。写真を撮りながら歓声を上げる女性たちであふれた =大阪市中央区(彦野公太朗撮影) ホテルニューオータニ大阪の「ナイトプール」。写真を撮りながら歓声を上げる女性たちであふれた =大阪市中央区(彦野公太朗撮影)

 同じ話へ同じ行動

 インスタ映えする被写体の要素は「イベントや絶景を楽しむ自分」や、「カラフルなスイーツなど、ビジュアルのいいもの」。インスタに載せるため、遠方まで出かける若者もいる。

 インスタ過熱の背景について、「人間の持つ『情報共有欲求』がある」と分析するのは、近畿大総合社会学部の清島秀樹教授(現代文化論)。「人間は楽しい出来事を話したくなり、同じ話を楽しむために同じ行動をとる。50年前の学生がこぞってマルクスを読んだのと同じ」と主張する。

 明治大文学部の諸富祥彦(もろとみ・よしひこ)教授(臨床心理学)は「熱中している人にとっては作品。作品のために出かけて、人に見せるのは、俳句などと同じ」とする一方で、「認めてもらいたいという承認欲求を満たそうと、『いいね!』をもらうことに振り回されているケースもある」と指摘する。

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