産経ニュース

入って安心、続けてお得 免許保有者5人に1人が会員になる理由

ライフ ライフ

記事詳細

更新


入って安心、続けてお得 免許保有者5人に1人が会員になる理由

 車やバイクのトラブル時に、ロードサービス(路上での応急修理などの車両救援業務)を提供しているJAF(ジャフ)。正式な名称は「一般社団法人 日本自動車連盟」という。緊急時の自動車の救援が事業の中核だけに何かあったときの「保険」に近いイメージを持たれがちだが、飲食店やドラッグストアなどで使える幅広い優待割引サービスが新たな強みとなり、会員数は増え続けている。平成28年度の会員数は前年度から34万4974人増の1880万5902人。免許保有者の約5人に1人が会員という身近な存在だ。

 ドライバーの大敵と言えば、やはり「バッテリー上がり」だ。高速道路を除く一般道でのJAFロードサービスの救援依頼の中でも、年間70万件~90万件を数え、平成14年度から15年間ランキングのトップを占めている。

 これに2位「タイヤのトラブル(パンク、バースト、エア圧不足含む)」、3位「キー閉じこみ」が続いている(平成29年3月末現在)。従来「キー閉じこみ」は、救援依頼の中でも2番目に多かったが、「タイヤのトラブル」が次第に増加し、平成24年度に「キー閉じこみ」を逆転し、現在では救援依頼の第2位を占めるに至り、以後、差は広がり続け、平成28年度にはタイヤのトラブルが35万件まで増え、キー閉じ込みはピーク時の3分の1以下の21万件にまで減少した。

 原因は何だったのか。CRM※プロジェクトチームの井川竜也リーダーが答える。

 「タイヤでのトラブルでの出動が増えた理由には、セルフ式のガソリンスタンドが増え、タイヤチェックなどを行う機会が減ったことが一つの要因として挙げられます。また、タイヤ交換などの作業をする技術的、体力的な自信がないためJAFに入会したという会員様もいらっしゃいます」

 なるほど、簡単な作業であっても技術力が高いロードサービスのJAFを選ぶという考え方も広がりつつあるようだ。

 「さらに、車両の軽量化や環境対策のため、スペアタイヤを積まないで走る車が増えたという事情もあるようです。キー閉じ込みの減少は、電子キー等の普及により直接鍵を使ってドアロックする機会が減っていることも影響しているのでしょう」(井川氏)

「うっかり失効」で大ショック… 実は多い再入会

 では、会員になっているのはどのような人達だろうか。JAFが今春、インターネットを通じて新たに会員になったドライバーに行った「JAFを選んだ理由」の調査によれば、最も多かった回答は、意外にも「以前、JAFに入っていた」ためだったという。

 車の購入と同時にJAFに入会する人は多いが、幸運にもトラブルに見舞われなければ、JAFの更新をうっかり忘れてしまうケースもあるという。結婚や出産などで同乗者が増えたり、転職や退職などで車を運転する機会が増えたりと、さまざまなライフステージの変化により、ドライバーがかすかな不安を感じる…。再入会に踏み切る心理はそんなところだろうか。

 また、近年に普及した電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)は、モーター駆動用バッテリーが高電圧で、機械に詳しくないドライバーが作業をするには危険であり、作業を誤れば車を制御するコンピューターに致命的なダメージを与えかねないことも無関係ではなさそうだ。

 車両ではなく個人を対象とするJAFの契約なら、バイクでもロードサービスを受けられ、側車付きや原付バイクなどにも対応していることも、二輪車ユーザーには魅力なのだろう。

 一方で、更新するのを忘れ、ロードサービス隊員を呼ぶときになって失効しているのに気づき、落ち込む人も少なくない。井川氏は「継続していただくのが一番なのですが…」と残念がる。インターネットからの入会であれば、クレジットカード払いの場合は自動更新が可能であり、こうした「うっかり失効」を防ぐことができる。また、入会金が割引になる複数年一括払い(2年、3年、5年)の入会プランもある。

 JAFではロードサービスの充実はもちろん、日常的に使える会員優待施設を拡充し、お得なクーポンもいろんなジャンルを発行している。ガソリンスタンドや飲食店、ドラッグストアなど4万3823もの多様な会員優待施設(平成28年3月末時点)を賢く利用すれば、個人会員年会費の4000円は安く感じられる。

 平成28年度には、ドラッグストアの大手「マツモトキヨシ」や飲食店「上島珈琲店」などの施設でもJAF会員の優待利用ができるようになったことで、クーポン利用者が前年比252.3%の833万6443人に急増した。また、これまでの紙のクーポンに加えて、スマートフォンの公式アプリ「JAFデジタル会員証」を提示するだけで優待サービスを受けられるようになるなど、「入って安心、続けてお得」の路線をさらに強化している。

クレジットカードでのお申し込みなら入会金がお得!プレゼントキャンペーンも(JAF公式サイトへ移動します)

日ごろのお買いものやレジャーでも頼れるパートナー

 設立から50年以上、隊員達の高い技術と社会からの信頼に支えられ、世界の自動車クラブの中でもアメリカ、ドイツに次ぐ第3位の会員数を誇るJAFが、なぜこうまで攻めの姿勢を続けるのか。「会員の減少という危機を経験したためです」と井川氏が説明する。

 転機は平成20年のリーマン・ショックだった。景気が冷え込んだ影響で自動車の消費が落ち込み、節約志向が強まると、連鎖的にJAFの会員数も減少した。それも4、5万人のプラスで推移してきたのが7万4000人のマイナスに転じる急激な変化だった。翌年からエコカー減税が始まると自動車業界に明るい兆しが見えはじめ、平成22年には2万5000人のプラスに戻したが、当時のJAF内に安堵感はなかったという。

 「このままでは車の販売台数に大きく左右されることになる。販売台数が下がったとしても継続して会員でいてもらえるよう、会員様の満足度を上げる施策が必要でした。『いざというとき』のロードサービスに加え、『いつでもどこでも』の優待サービスに力を入れだしたのもこの頃からです」

 JAFは、平成23年には公益性を優先する社団法人から、ビジネス展開の自由度が高い一般社団法人に法人格を移行した。景気回復の波に乗って優待サービスを充実させる積極策も奏功し、この5年では毎年25万人~34万人もの会員が増える躍進が続く。最近は「優待があるからJAFを選んだ」という入会者の声が増えてきた。

 もしもの時の頼れるパートナーであると同時に、日ごろのお買い物やレジャーでもお財布を助けてくれるJAF。加入するメリットは多い。

※CRM:Customer Relationship Management の略

さらに詳しく知りたい方はこちらをクリック(JAF公式サイトへ移動します)

(提供 JAF)

このニュースの写真

  • 入って安心、続けてお得 免許保有者5人に1人が会員になる理由
  • 入って安心、続けてお得 免許保有者5人に1人が会員になる理由
  • 入って安心、続けてお得 免許保有者5人に1人が会員になる理由
  • 入って安心、続けてお得 免許保有者5人に1人が会員になる理由

「ライフ」のランキング