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オオタカ、絶滅の恐れがある「希少種指定」を解除へ 生息数300羽→9000羽に

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オオタカ、絶滅の恐れがある「希少種指定」を解除へ 生息数300羽→9000羽に

オオタカ(オオタカ保護基金提供) オオタカ(オオタカ保護基金提供)

 環境相の諮問機関「中央環境審議会」は23日、野生生物小委員会を開催し、オオタカの生息数が回復したとして、絶滅の恐れがある「国内希少野生動植物種(希少種)」の指定解除を了承した。審議会は24日、結果を環境相に答申する。指定解除は9月になる見通し。

 オオタカは大規模開発に反対する自然保護運動の象徴となってきた。生息数は昭和59(1984)年の日本野鳥の会の調査では300~400羽台だったが、環境省による2000年代の調査で最大9千羽近くと推計され、同省が指定解除を検討していた。

 オオタカは平成5年に希少種に指定された。営巣に適した森林が保護されるなどして数が増えたとみられるという。環境省によると、個体数の増加を理由とする指定解除は20年のルリカケスに続いて2例目。

 オオタカは指定解除後も鳥獣保護法に基づき捕獲・流通・輸出入が規制され、学術研究などを目的としない販売や飼育は禁止される。環境省は、長期的な生息状況をモニタリングし、生息数が減れば再指定も検討する。日本野鳥の会の葉山政治自然保護室長は「生息状況は都道府県ごとに異なる。国が希少種から外しても、保護が必要な都道府県は条例などで対応すべきだ」としている。

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