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O157など食中毒が急増…予防ポイントは「手洗い」「調理器具の洗浄」「冷蔵庫で保管」

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O157など食中毒が急増…予防ポイントは「手洗い」「調理器具の洗浄」「冷蔵庫で保管」

腸管出血性大腸菌O157 (国立感染症研究所提供) 腸管出血性大腸菌O157 (国立感染症研究所提供)

 食中毒の原因となるO157などの腸管出血性大腸菌の感染者が急増している。埼玉県ではスーパーで売られていたポテトサラダを食べた女児(5)らが食中毒を発症、O157が検出された。腸管出血性大腸菌の食中毒は夏に増えることから、厚生労働省は加熱調理や手洗いを呼びかけている。

 国立感染症研究所(感染研、東京)が22日に公表した集計によると、今月13日までに報告された腸管出血性大腸菌の感染者は1696人と前年同期比72人増。累計は例年並みだが、ここ3週は週200人以上で推移するなど急増している。8月7~13日の1週間は今年最多の228人が報告され、東京(51人)▽神奈川(20人)▽千葉(16人)-などで感染者が多かった。

 腸管出血性大腸菌感染症は腹痛や下痢が主な症状だが、細菌から出る毒素により腎臓や脳に障害が出て重症化することもある。昨年は千葉県と東京都の高齢者施設でキュウリのあえ物が原因のO157集団食中毒が起き、死者も出た。感染研の担当者によると「食材そのものが細菌で汚染されていることがあるほか、流通や調理の過程で人が汚染させる可能性もある」という。

 少ない菌数(数十個程度)でも感染してしまうため、少しでも菌を減らすことが重要となる。無症状でも感染していることがあり、排便後の手洗いは必須。手だけでなく調理器具も清潔に保ち、食品の常温保存は避けるなどの対策が有効だ。

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