産経ニュース

【編集者のおすすめ】北海道から鹿児島まで54駅…消えた駅の末路はいかに 『秘境駅跡探訪』牛山隆信著 

ライフ ライフ

記事詳細

更新

【編集者のおすすめ】
北海道から鹿児島まで54駅…消えた駅の末路はいかに 『秘境駅跡探訪』牛山隆信著 

『秘境駅跡探訪』 『秘境駅跡探訪』

 人家が少なく利用者がほとんどいない駅、到達困難な場所に存在する駅を、著者・牛山隆信は「秘境駅」と名付けた。2001年に『秘境駅へ行こう!』(小学館文庫)を発刊し、「秘境駅」ということばと、その魅力が広く世間に知られるようになった。

 「秘境駅」めぐりが新たな鉄道趣味として市民権を得、鉄道ブームの一角となり、鉄道会社のなかには「〇〇線秘境駅号」という臨時列車を春夏の休みに合わせて設定するところも出てきたほどだ。

 しかし、現実には利用者がいなくなった駅は廃止へ向かうことになる。赤字ローカル線を自社で抱えている鉄道会社にとっては当然のことだが駅の維持管理にはお金がかかる。乗降客がほとんどいない駅で発進と停止を繰り返すのは燃料の無駄遣いであり、経営者として合理化は必要不可欠なことである。

 こうして合理化の結果として「秘境駅」は廃止されていく。また、場合によっては線区そのものが赤字線として、時刻表から消えていく。

 旅客営業が廃止されたり、線区そのものが廃止されて消えていった「秘境駅」は、その後どうなったのだろうか。また、現役の駅でもスイッチバックが解消されたところは現在どうなっているのか。

続きを読む

「ライフ」のランキング